~地域協働の恵み~
「神は、あなたがたがいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる善い業に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。(二コリント9:8)」
コロナパンデミックにによって、長い間行えなかった北陸三教会による交換講壇が7ヶ月ぶりに執り行われることになりました。金沢には福井教会の平良憲誠先生が、小泉町教会には金沢の杉山望先生が、福井教会には小泉町教会の私がそれぞれ宣教の奉仕をし、主にある交わりをいただきます。各県に一つしかない日本バプテスト連盟に連なる教会ですので、交換講壇の交わりがいかに大切なのかが感じられます。
とりわけ金沢教会は、田口昭典先生が引退されてから2020年4月に赴任された杉山先生の牧師就任式が2年以上、コロナによって延期となり、いよいよ来る6月19日に執り行われることが決まったのは何よりの喜びです。もちろん、例年のように全国からの大勢の方の出席は難しいですが、北陸三教会が一つとなり、地域協働という恵みの証しを、バプテスト連盟に連なる諸教会に流すことを心から願っています。
またここ数年の間、「福井教会復興のための全国支援・地域協働プロジェクト」のために北陸三教会と中部地方連合の諸教会がビジョンと祈りを合わせて進めてきましたが、現在は継続審議の状態となっています。ぜひ、これからの理事会での審議、その後のすべての歩みの上に、主の助けと最善を祈りましょう。
次週は、聖霊が主イエスを信じる群れの上に臨まれ、教会が誕生したペンテコステ(聖霊降臨日)です。その日から、地の果てまで神の国の福音が宣べ伝えられ、世界の至る所に教会が立てられました。そしてすべての教会は聖霊によって一つにつながり、今日に至っているのです。とりわけ北陸という地域において立てられている三教会に向けられている協働への御心を大切に抱きつつ、主イエスが望まれる善い業の実を結びますように…。シャローム!