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2019年2月2日土曜日

2019.2.3 牧師室便り


~ 協力伝道を喜ぶ ~

先週は雪と寒さのゆえに、初めて電車で福井教会を訪ねました。もともとある兄弟と一緒に車で行く予定でしたが、チェーン規制のため、高速道路を走ることができませんでした。

福井教会に着いたら、いつものようにD兄が迎えてくださり、久しぶりに二人だけの礼拝となりました。礼拝出席者が一人しかいませんでしたので、「一緒に下の近い所で宣教しますか」と勧めたら、D兄から「いいえ、先に召された方々も天国で一緒に礼拝していると思いますのでいつもの礼拝でお願いします」と言われ、大変励まされました。二人だけの礼拝でしたが、寂しさは感じず、礼拝する喜びと感動に包まれたひと時でした。

先週から今週にかけて日本バプテスト連盟における「協力伝道週間」です。バプテスト教会において大切な姿勢として「各個教会主義」があります。これは、キリストの教会が力関係によらず、互いを認め合い、互いに協力し合う、これがバプテスト派の土台であるのです。ですから、右寄りの教会、左寄りの教会が存在してもおかしくないのです。ただ、イエス・キリストの福音と神の国のために働く諸教会とその働きを応援するわけです。

「私の後に教会に仕える若い人たちが集う福井教会になることを夢見ている」と笑顔で語られるD兄のビジョンに主イエスが答えてくださいますように、また、北陸3教会が互いに協力し合い、支え合う中で、それぞれの教会が成長の実を結びますように…。積極的に福井教会を支えている信徒が、D兄一人しかいないような現実ではありますが、主イエスの御手が働かれれば、人知を超えた最善の道が新しく開かれることを信じ、引き続き宣教奉仕と執り成しの祈りを続けて参りたいと思います。小泉町教会の神の家族もぜひ、信仰と愛の心を合わせ、福井教会のための神の御業が、具体的に現れることを祈ってくださいね。シャローム!                           
 「小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。」(ルカ12:32

2019年1月27日日曜日

2019.1.27牧師室便り

~ イエス様と二人なら ~

「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神はご自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。」(ヘブライ11:6)

 アフリカで働いていたある宣教師が亡くなった時、彼の上着のポケットから小さな新約聖書が出て来ました。その聖書の最初のページに、こんな内容が書かれていました。

“私一人では何もできない。激しい波が押し寄せ、深い霧で周りが見えない、空の光も姿を消す。しかし私は知っている。私とイエス様二人ならきっと打ち勝つことができる。イエス様と二人なら。やがて空が明るくなっていくように、イエス様によって、臆病も、わがままも、弱さも変えられて行く。昨日はあんなに弱かったのに、今日は強く勇敢になった。イエス様は決して諦めることをなさらない。だからイエス様と二人ならきっと打ち勝つことができる。イエス様と二人なら。”

 そうです。イエス様と共に歩む人の信仰の祈りは、前の方へと進む力と勇気を与えてくれます。神の家族お一人お一人を取り巻く状況が厳しくても、あなたがイエス様の手をしっかりと握り締め、信仰の祈りをもって歩むのであれば、あなたの進むべき道は必ず開かれ、悪しき力の妨げにも勝利することができるはずです。信仰の祈りはどんなことも可能にしてくれる神の恵みの通路となるでしょう。
 2019年の歩みも速いもので、もう一月最後の礼拝を迎えました。とりわけ新しい旅に出かける方々、また新しい働きを始める方々、進学を目前にしている皆さん、そして新しい一ヶ月を始めようとする神の家族が“イエス様と共に歩む”確信のもと、豊かに祝福されますように・・・。シャローム!