~ ヒスイを探す人々の中で ~
「わたしの目にあなたは価高く、貴く、わたしはあなたを愛している(イザヤ43:4)」
ゴールデンウィークを迎え、娘の誕生日祝いを兼ねて訪ねたところが、朝日町のヒスイ海岸でした。美しいエメラルドグリーンの海岸で、「日本の渚百選」「海水浴場百選」にも選ばれているそうです。
コロナのため、できるだけ人込みを避けようと思い、探し当てた場所がヒスイ海岸でした。それほど遠くなく、車45分ほど走らせたところにありました。一般的に海岸といえば、白い砂浜というイメージがありますが、ヒスイ海岸には様々な大きさの丸石が広がっていました。…何より、海岸に着いてから早速目に入った光景は、子どもから大人まで波によって打ち上げられた石の中から一生懸命にヒスイを探している姿でしたね。ある男の子に「何探しているの?」と尋ねたところ、「ヒスイ!」という返事が返ってきました。「本当にヒスイが拾えるんだ。」と気づいてからは、他の人々のように目を光らせながらヒスイを探すことに夢中になっていたわが家でした。もちろん、ヒスイは見つかりませんでしたが、綺麗な海で、心安らぐ波音に包まれながら、綺麗な色で輝いている小さな石を拾う楽しい時となりました。感謝!
さて、5月は子どもの日、母の日と続く、家族愛を深める時です。ヒスイ海岸で石を探しながら目に入った様々な丸石、それぞれの石が長い間、波によって削られ、大きさも、形も違うけれど、どれ一つとっても綺麗ではない石は一つもなく、すべてが綺麗な作品になっていることに気づきながら、神の御心を抱くことができました。この世のすべての人も、様々な試練に削られながら、それぞれの人が、各自の人生を生きている。だから、すべての人の存在は美しいし尊いのだ。大きさが違っても、色が違っても…。人々はそれぞれ拾い上げた石に価値をつけようとするかもしれないが、私の目に映るヒスイ海岸のすべての石が素敵だったし、美しかった。神の目に映る私たちも同じはずだ、と。そう、あなたは値高く、貴い。あなたは神に愛されている。シャローム!
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