2022年5月1日日曜日

2022.5.1 牧師室便り

 ~ 総会資料を準備しながら ~

“主よ、わたしたちの主よ、あなたの御名は、いかに力強く、全地に満ちていることでしょう。(詩編8:10)”

 子どもの頃から何度もチャレンジしてはあきらめてしまっていたことがあります。それは日記を書くことでした。自分の日々の歩みを細かに記録し、各場面において感じたこと、学んだこと、とりわけ人との出会いについてはなおさら、時に適った神の導きと恵みを確かめたかったのです。しかし、忙しくしているうちに毎日書いていたのが、3,4日に一回、一週間に一回、月一回、そして思いついた時に、というふうになっていきました。本当に長い歳月、毎日、自分の生活を振り返りながら各場面を日記に残すということは至難の業であると思います。もちろん、日記の代わりに大学生の時から続けてきているのがディボーションであります。ディボーションと日記の大きな違いとすれば、ディボーションは朝方に行うことに対し、日記は一日を終えた夜に書くということにあるでしょう。毎日ディボーションは行ってはいるものの、心の内には日記を書きたいという思いが依然として残っているのは日記がもつ魅力のためでしょう。

 総会を準備しながら、資料作成のために神の家族の証しを書いてくださいとお願いしましたが、昨年度はコロナによる非対面礼拝が中心であったため、予定していた奉仕や働きができませんでしたね。だから、いつものように教会員全員による報告を書いてもらうのも難しかったとは思いますでも少し残念な気がするのは隠せません。…

 ぜひ、日記を書くように、毎日の生活における出会い、感想などを振り返ることができる神の家族でありますように…。とりわけ皆さんの生活の各場面において働かれる神の恵みと導きを記録に残すことはいかに幸いなことでしょうか。特別な働きや奉仕ができなくても、自分の毎日が惨めに思えても、四季の変化に包まれる大自然、その中でも周りに伸びて来る雑草や咲いている花を見ながら、神の似姿で尊く造られた存在として、創造者なる神の愛と命に触れる感動の日記を皆さんの日記帳に、また心と頭の日記帳に刻むような生活になれば、皆さんの人生は人知を超えた幸いに満ち溢れるでしょう。シャローム!


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