~ 真の戦争に備えよう ~
「わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。」(エフェソ6:12~13)
今年の漢字として「戦」が選ばれました。選ばれた理由について、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年であったことや、円安・物価高など生活の中での「戦い」を多くの人が体感したからだと説明していました。ちなみに、昨年が「金」、一昨年が「蜜」でしたね。神の家族の皆さんは「戦」が選ばれたことに同意しますか。
なるほど、人の感じることは共通していますね。とりわけロシア・ウクライナ戦争が未だに続いているわけですし、コロナとの戦い、世界的な経済戦争が繰り広げられていること、その中で弱い一般市民が戦争の被害を受けていますし、各自も物価、税金、金利などといった敵と戦っていると言えましょう。しかし、これらはすべて目に見える戦いであって、本当の戦いは見えないところにあることを私たちキリスト者たちは知っています。
聖書は「わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者サタンと悪の諸霊を相手にしている」と教えます。このような霊的戦いはこれからますます激しくなっていくと思います。とりわけ旧統一協会をはじめとするカルトの問題こそ、キリスト者の信仰を揺さぶり、何より大切な神様との愛の関係を損なおうとする真の戦いであると言えましょう。その戦いに勝利の道を示してくださるために、神が人となり、天から地へと下って来られたのがクリスマスの出来事なのです。だから今、神の家族に求められることこそ、神の武具を身に着け、霊的戦いに挑むことです。そのために求められる最優先の武器こそ「神の御言葉」です。御言葉の上に立ち、日々、御言葉の武具を身に着け、戦いに備えることができれば、霊的な戦いにも、肉的な戦いにも勝利を収めることができるはずです。シャローム!