去年、数カ月ぶりに秋田の教会に行った時の話です。礼拝中に讃美歌を歌っていると、後の席から今まで聞いたことのないような下手くそな讃美歌が聞こえてきました。誰が歌っているのか見てみると、小学2年生の男の子でしたが、それが。僕にとって恵みだったのです。
秋田の教会の隣には保育園が併設されており、その子は保育園で聖書を学びながら、月に1回ほど祖母に連れられて教会に来ていました。秋田の教会には他に子どもがいないこともあり、その子は僕が来るといつも一緒に遊んでいました。その子は非常に私に懐いたのですが、私はその人懐こさに不安定さを感じました。小さい子どもは愛情が不足すると、大人の前では自分を可愛く見せたり変なことをしたりする傾向がある気がします。
僕が子ども達との遊びを大事する(=呼吸困難の悪化よりも優先する)のは、体調が壊れていく中で、もし感情表現が上手ければここまで悪化しなかったかもしれないという思いの反転でもあります。
そのため、その子が今までと違い礼拝中に讃美歌を歌ったこと、それも周りの大人に合わせて綺麗に歌うのではなく、保育園の時からそうしているように下手くそに歌ったことが僕にとって恵みだったのです。
N.Y.兄
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