「母教会と共に歩んだ道を振り返る」
本日は、私の母教会である済州聖恩(ソンウン)教会の黄仁生牧師と信徒の皆さんをお迎えしての礼拝となります。そのため、私と聖恩教会とのこれまでの関わりについて紹介したいと思います。
私が初めて聖恩教会を訪れたのは、中学三年生の時でした。当時の私は、自分自身や周りに対する怒りに燃え、常に怒りが爆発しているような反抗期の少年でした。そんなある秋の日、同じクラスの友だちに賛美大会への参加を誘われ、歌の手伝いとして初めて教会の扉を開いたことが、聖恩教会との交わりの始まりでした。
高校時代には、多くの中高生の仲間と共に礼拝し、遊び、喜びを分かち合う、人生で最も楽しい日々を過ごしました。大学進学後は、教会学校の教師や聖歌隊など、さまざまな奉仕に携わりました。周りからは「伝道師」と呼ばれることもありました。
しかし当時の韓国社会は軍事独裁下にあり、私自身も学生運動に身を置くという、混乱の時期を過ごしました。多くの迷いと困難の中で、人生の目的を求めてさまよう中、イエス・キリストの十字架と出会い、信仰によって新しく生まれ変わる体験をしました。その出会いを境に、私の人生は大きく変わり、キリストのために生きる道を真剣に考えるようになりました。
聖恩教会は、私の若い時の悩みや迷い、そしてキリストのための将来への決断に至るまで、青年時代を支え、共に祈り、信仰を育んでくれた共同体でした。日本留学中も、済州道に戻るたびに、いつでも喜んで迎えてくださり、母の懐のように温かく受け入れてくれる教会でした。
聖恩教会は、いつでも帰ることのできる信仰のふるさとであり、今も祈りと励ましによって私を支えてくれる存在です。その絆は、30年経った今も変わることなく続いています。ぜひ、以前一度チャレンジした済州への信仰の旅を、神の家族と共に、改めて進めていきたいと願っています。シャローム。
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