「祈りと協力、献身と祝福の循環」
先月23日、今年最初の能登被災地支援活動が柳田公民館で行われました。
昨年7月からこれまでに計5回の支援活動を続けてきました。最初は不安や恐れもありましたが、「主の憐れみに生きる群れ」となることを喜びとしつつ、主の導きを確信しながら今日まで続けることができました。そして、毎回の活動を通して、神様は思いもよらない恵みと祝福を与えてくださいました。ボランティア一人ひとりも、充実感と仕えることの喜びを味わいながら帰ることができました。
とりわけ、今回の支援活動では、中部地方連合の先生方の呼びかけにより「被災地支援を覚える祈り会」が開かれ、日本バプテスト連盟に連なる全国の教会から約40人の方々が参加されました。祈り会では、北陸3教会の支援活動の報告がなされ、その後、グループに分かれて祈る時間を持ちました。感謝なことに、沖縄、東京、横浜、名古屋など全国の教会や信徒の方々から、お菓子の支援が寄せられました。各地から届いた支援物資に驚くとともに、祈りと協力の力の素晴らしさを改めて実感しました。
振り返ると、昨年の福井教会の復興に向けた地域協働プロジェクトへの取り組みを通して、全国の皆さんと分かち合い、祈り会を重ね、ついに福井教会の新会堂完成に至る恵みを味わいました。今回の能登被災地支援活動においても、私たちの働きが全国各地の皆さんの祈りによって支えられ、広がっていることを心から嬉しく思っています。
能登被災地支援への思いが「小さな泉のカフェ」を誕生させ、その活動が私たちの教会だけにとどまらず、全国、さらには世界へと広がっていく。その中に祈りが加えられ、恵みが再び私たち小さな群れに届けられている。すべては神の御業であり、その素晴らしさを讃美せずにはいられません。
本日まで日本バプテスト連盟の「協力伝道週間」です。祈りと協力、献身と祝福という恵みの循環を信じつつ、共に神の国を広げていきましょう。シャローム!
「あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。(コヘレトの言葉11:1)」、「受けるよりは与えるほうが幸いである。(使徒20:35)」
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