2025年3月4日火曜日

2025.2.26 牧師室便り

 「あなたが記憶されたい呼び名は?」

先週16日(日)、17日(月)に、小泉町教会の敬愛する手島姉の葬儀が執り行われました。

手島姉は、小泉町教会の歴史において大切な役割を果たされ、天に召されました。神の家族の皆さんお一人お一人にも、それぞれ手島姉との思い出があることと思います。しばらくの間は、手島姉を偲びながら、寂しさを覚えることでしょう。

葬儀の中で、私は「いつも輝き続けた人」という主題で、手島和子姉について語りました。手島姉は、まさに「礼拝の人であり、祈りの人」として輝きを放ち続けた方でした。その輝きは神から与えられたものであり、救われた者としての輝きでした。そのため、私たちは手島和子姉が今、天に帰り、光り輝くお姿で神と交わっておられることを、疑うことなく信じています。手島和子姉こそ、天国に最もふさわしい方であると思います。

私が富山に来て最初に執り行った葬儀は、大和秀雄兄の葬儀でした。彼は、小泉町教会の歴史に特別な足跡を残した方でもありました。

重い障害を背負っていた大和兄は、ある時、目の見えない盲人を癒された際のイエス・キリストの御言葉に出会い、「今、自分が背負っている障害は、神の栄光を現すためのものである」という確信を与えられました。その後、彼は生涯を通して、弱さを強さに変えてくださった神を証ししながら歩まれました。そのため、大和兄の葬儀では、「神の栄光のために生きた奇跡の人」という主題で宣教したことを覚えています。

考えてみると、私たちもやがて天の御国に帰ることになります。そのとき、私たちはどのようなイメージで人々の心に残り、また教会の歴史に名を刻むことになるでしょうか。

願わくは、神の家族一人ひとりが、神の子どもとしてこの世に大切な証しを遺し、与えられた人生を全うし、人々の模範となる歩みをすることができますように。聖霊の助けを祈ります。シャローム!



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