2024年11月5日火曜日

2024.9.22 牧師室便り

 ~ 心細くなる時に ~

最近の物価高により、お米や野菜、果物などの食料品を買うことが非常に不安に感じられています。もちろん、ガソリンをはじめとする生活用品のほとんどが値上がりしている状況です。

特に、お米は日本人の食生活に欠かせない大切なものですので、その値段がほぼ2倍に上がっていることに戸惑いを覚えます。周りからは、先日の南海トラフ巨大地震への恐れで買い占めが起こった結果だとか、新米が出回る時期には値段が上がってしまうからだと言われていますが、実際のところどうでしょうか。

その一方で、今年の米の輸出量が史上最高だというニュースを見ながら、「これはどういうこと?」と日本政府の政策に首をかしげる日々です。特に、お米は教会の昼食や小さな泉の村にとって欠かせないものであるため、祈りながら最善を尽くしたいと考えています。

二つの戦争や自然災害が、こうした事態を引き起こした原因でありますが、すべては人間の欲望がもたらした悲劇と言えるでしょう。この悲劇がどこまで影響を及ぼし、いつまで続くのかを予測することは難しい状況です。しかし、だからといって不安に駆られ、心配ばかり抱えるのではなく、愛なる神が「昼は雲の柱、夜は火の柱」で荒野の民を導き養われたように、私たちも神に信頼を置き、「まず神の国と神の義を求めて」歩みたいものです。シャローム!



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