~ 時に適った恵みに感謝を! ~
先週の水曜日の午後、電話が鳴りました。NCC(日本キリスト教協議会)のACTジャパンフォーラム(日本キリスト教協議会の人道支援組織)の方からでした。電話の内容は、小泉町教会が計画している能登半島地震被災地支援活動を財政的に支援したいということでした。本当に思いも寄らなかった話でしたので、驚きながら感謝の言葉を伝えました。
実は、私たち小泉町教会という小さな群れにとって、被災地支援という活動をすることは簡単なことではありません。何より財政的な面においては、教会内の活動だけで精一杯な状況で、被災地支援に回すほどの余力はなかったため、いろいろと悩みながら祈る近頃でした。
しかし、先週の交換講壇の時に、先に被災地支援活動を進めていた福井教会の平良民枝夫人に相談したところ、「NCCの方と交わる予定があるので一度話してみましょう」と言われましたが、それほど期待はしていなかったのも事実です。むしろ、「どうしようか、連盟に助けを求めるべきか、韓国の教会に支援を願うべきか…、もし、どこからも支援がなければ、私たちの教会だけでできるだろうか…」と祈りながら、様々な道を探っていたのも事実でした。
しかし、神は時に適って恵みを備えてくださるお方。先月の暗唱聖句を覚えていますか。「あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。(コヘレトの言葉11章1節)」……まさに、小泉町教会の今までの小さな泉の村への働きや、弱いところへの僅かなパンを流したことを神は覚えてくださり、素晴らしい恵みをもって報われたのだと信じ主の御業を讃美します。
神の家族の皆さん、だから思い煩うことはやめましょう。恐れることもありません。「小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。(ルカ12:32)」と約束してくださる神の御言葉を信じ、与えられた神の国の福音伝道の働きにさらに励みましょう。これからも神様の時に適った助けと恵みを待ち望みつつ、私たちにできる最善の働きを続けていきたいと思います。シャローム!
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