2024年7月28日日曜日

2024.6.30 本日の宣教

  『光の子らしく歩きなさい 』  

                     エフェソの信徒への手紙 5章8節

パウロは第3回の伝道旅行を終えて、エルサレム教会を支援する献金を携えて、ミレトスの港からエルサレムに向かって旅立つ時、エフェソの長老たちを呼び寄せて別れの時を持ちます。使徒言行録の20章にその時の様子が書かれています。使徒言行録20章36節からこのように記されています。

「このように話してから、パウロは皆と一緒にひざまずいて祈った。人々は皆激しく泣き、パウロの首を抱いて接吻した。特に、自分の顔をもう二度と見ることはあるまいとパウロが言ったので、非常に悲しんだ。人々はパウロを船まで見送りに行った。」

この箇所から、エフェソの教会とパウロの関係がどれほど深かったかがわかります。パウロにとってエフェソの教会は最高の教会であったと言えると思います。このパウロがエフェソの教会に書いた手紙が、今日の説教のために与えられたエフェソの信徒への手紙です。

新生讃美歌の中に、「輝いて生きる」という讃美歌があります。
「輝いて生きる すばらしい いのち 与えられた。輝いて生きる 生かされているこの喜び」という歌詞です。(新生320)
神様が私にいのちを与えて下さり、生かしてくださっていること。神様のほうからわたしに関わり、離れないよといつも私を探して呼び戻しつづけていてくださること。このことを知り、神様に生かされていることを喜ぶこと。
これが「光の子らしく歩く」ことなのではないか。今回の聖書の箇所を読んで、わたしに与えられたメッセージです。
                
                          金沢キリスト教会
                             信徒執事 田口歩美   

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