聖書にはある選択がその後に大きく影響を与える話が幾つも描かれています。ひとつの家族の物語が歴史に影響を与えたり、親の信仰や不従順から子らに恵みや幸い苦難がもたらされたりと。私たち夫婦にもその後に影響を与える事件が新婚旅行でありました。現地フランスで大手旅行業者の添乗員が言います。「明日は二つのコースからひとつをお選び頂きます。ひとつはルーブル美術館でもうひとつはベルサイユ宮殿です。」妻に「勿論、ルーブル美術館だよね。」「だめよ!私は『ベルサイユのばら』で育ったベルばら少女だったの。絶対にベルサイユ宮殿。(妻)」初めての夫婦喧嘩の勃発です。暫くどちらも譲らず険悪な状態が続きました。そこで「それならあんた一人でベルサイユ宮殿に行けよ。俺はその後に付いて行くから。」と。私が譲って事なきを得ました。しかし「ベルサイユ宮殿」だけ付いて行くと言ったはずが、その後二十六年妻のあとを付いてきました。あの日あの時の選択は正解だったのか?万事を益としてくださる方に委ねつつ。
June Brideー6月の花嫁は幸せになる。二人で歩み始める道が豊かな恵みで満たされますように。
「主はあなたのために、御使いに命じてあなたの道のどこにおいても守らせてくださる。(詩編91:11)」
S.Y.兄
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