2024年5月27日月曜日

2024.5.19 牧師室便り

 ~ 暗闇の中にいる人々に一筋の光を ~

先週13日(月)に、能登半島地震被災地の輪島市で、福井教会が中心になって行う「誰でも食堂夕焼け小焼け」にボランティアとして参加しました。

小泉町教会のこれからの震災支援に向けて、まずは身をもって体験してみようという思いで出かけました。佐々木姉が小泉町教会の支援活動のために作ってくださったパウンドケーキを手にもって。…朝早くから車を走らせましたが、あいにくの大雨と渋滞などもあり、3時間以上かかりました。車を運転しながら、被災した村々を通り過ぎながら、深い暗闇に包まれているような感じを受けました。ほとんどの店が大きな被害を受けて閉店し、多くの道路は工事中で、山崩れの傷跡は恐ろしく、人影もあまり見えない旅でした。

ようやく炊き出しの場所である「輪島市ふれあい健康センター」に到着して、テント張り、おかずの用意、ご飯と味噌汁など、100食以上の準備を終え、被災された方々を迎えました。しかし、かなりの数の人々が並び、やむを得ず帰る人も多かったです。一人一人の顔からは疲れが見えましたが、炊き出しに対する感謝の笑顔がありました。まさに、暗闇の中に一筋の光が届くような瞬間でした。…何より福井教会の平良先生ご夫妻と様々な方面で協力してくださった諸教会と皆さんの上に主の恵みと祝福を祈ります。

 今回の旅は福井教会の支援活動に参加した形ですが、そろそろ小泉町教会としての支援活動も始めなければなりません。願わくは、暗闇の中の方々に一筋の光を届けるために、聖霊の導きの中で小泉町教会にふさわしい村が見つかり、具体的な準備ができるように…。その日まで、祈り続けましょう。シャローム!



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