2024年5月27日月曜日

2024.5.12 牧師室便り

 ~ 聖霊によらなければ ~

次週19日はペンテコステ礼拝(聖霊降臨日)です。ちょうど「聖書教育」の聖書のテキストがコリントの信徒への手紙一12章の聖霊の賜物についての内容なので、教会学校で分かち合うことになるでしょう。

使徒パウロは「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです。(12章3)」と教えています。また、聖霊によらなければ、賜物をいただくことも、神の国のために働くこともできないことを教えています。聖霊こそ、すべての生きるものの源であり、すべてを新しくし、明日への夢と希望を与えてくださる神です。

聖霊なる神は、父なる神と御子なるイエス・キリストとは異なるペルソナ(位格)ですが、三位一体の神です。生きておられる聖霊は、父なる神と御子なるイエスが今も生きて私たちと共に歩まれることを体験できるようにし、さらに深い交わりを与えてくださるお方なのです。

主イエスを救い主と信じ神の子とされた人の内に宿られる聖霊は、一時も離れることなく子どもたちを慰め、力づけてくださり、神の子どもたちと全人格的な交わりの中で、御心を教え、御言葉に秘められた御計画を成し遂げられるのです。

ぜひ次週のペンテコステ礼拝を待ち望みながら、生きておられる神が聖霊を通して神の教会に今も変わらず働きかけてくださり、私たちをイエス・キリストの福音の証人として新しく造り変え、神の国のために用いてくださるという確かな約束と希望をもって福音伝道の業に励みましょう。シャローム!



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