2024年4月17日水曜日

2024.4.7 牧師室便り

  ~ 祝福が満ち溢れる共同体へ ~

「愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。(ヨハネの手紙三 1 :2)」

愛する者よ!愛する者よ!… 誰かを祝福するということほど嬉しいことはありません。祝福することは誰にでもできることであり、決して難しいことではありません。必要なのは、祝福する人への心からの愛と、祝福する人を神の御手にゆだねる信仰の祈りさえあれば良いのです。

今の世界は、あまりの忙しさのために他人への関心も、少しの余裕も持てなくなりました。自分のことと、自分の家族のことで精一杯である現実です。このような状況の中で誰かを真心から祝福するということはそれほど簡単なことではありません。 

 聖書の教えるキリスト者は、自分自身が神の祝福を受ける者であると同時に、他人を祝福するために立てられている存在であることを覚えましょう。もしあなたが、自分が受ける祝福だけにとどまり、他人を祝福することを忘れているならば、あなたの信仰には大きな隔たりが生じていると言えるでしょう。願わくは、アブラハムに約束された神の祝福への約束が、皆さんにも同様に約束されていることをぜひ覚えましょう。「あなたを祝福する人をわたしは祝福し、あなたが祝福する人を祝福する。あなたは祝福の源となる。(創世記12:1~3)」

そうです。祝福の源となるべき私たちです。私たちの神は、祝福の言葉を持ち、人々を祝福する者たちを祝福し、また、祝福は祝福した者に再び返ってきます。ここに祝福の連鎖の恵みが広がるのです。

今日から始まる2024年度の52回ある主日礼拝を通して、互いを祝福し合い、お一人お一人の魂が恵まれ、生活の全てが恵まれ、健康であって、主の祝福を広める小泉町教会でありますように…。シャローム!



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