2024年4月17日水曜日

2024.2.25 小さな泉の恵み

 ~岡山から②~

最近は介護などの負担も増え、糸紡ぎのワークショップをする余裕がなくなってきていますが、今では各地でいろいろな方がワークショップを開催しています。私が果たすべき役割としては、ガンジー思想を正しく伝えていくという次の段階への移行期になっていると感じています。

スピリチャル系の方々との出会いが増えている昨今です。糸紡ぎを通して心の癒しを得たいという方々が増えています。戦争も自然破壊も心のありようを反映しているから、心を平安に保てば全てが解決すると信じ、糸を紡いでゆったりとした時間を過ごしたいと願う人が多いのです。人間の罪の問題がすっぽりと抜け落ちているのではないか、そして、悲惨から目を逸らすことに繋がるのではないかと気になります。

1年に1着の衣類を手作りで新調していた時代から、大量生産・大量消費、そして廃棄の時代へと変わったことが、どれほど環境を破壊していることでしょうか? 戦争の根源的原因も、イデオロギーの対立というよりも資源と土地を求めてのことではないでしょうか?。

自分の暮らしを振り返っても、引っ越しのたびに多くのものを捨ててきました。買わなくてよいものを買ってきたんだなと思います。それでも私は質素に暮らしている方だと、言いわけをしたくなる私がいます。

しかし、神様の目から見たらどうでしょうか?地球上には飢餓に苦しむ人が大勢います。私の罪ということを考えないわけにはいきません。

『この最も小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしてくれなかったことなのである。』(マタイ25:45)と言われるイエス様の声を真摯に受け止めつつ歩みたいものです。

                               K.K.姉

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