2024年2月17日土曜日

2024.2.11 牧師室便り

  ~神の証しとなる子どもたち ~

御言葉によるチャレンジが強まっている近頃です。とりわけ私たちの身の周りが大きく変わろうとしています。実際、元日に突然発生した能登半島地震によって私たちの生活には大きな変化がもたらされています。それに加え、長引いているロシア・ウクライナ戦争、イスラエルとパレスチナ戦争によって食料問題、経済問題、人種差別問題など、多大な影響を及ぼしています。こういう状況の中、キリスト者と教会共同体に求められる主イエスの愛への叫び声を聞いています。「わたしを愛するのであれば、隣人を愛しなさい。目に見える兄弟を愛せず、どうやって目に見えない神を愛することができるだろうか」と。私たちは口癖のように愛を語りますが、果たして愛を実践しているでしょうか。

主イエスの愛を受け、主イエスを救い主と信じて生まれ変わった人は、人間の欲望を追い求めていた人生から離れ、神と隣人に仕えるように変わります。そして神の子とされた人は、同様に神の似姿に創造された隣人を愛するようになり、隣人のために命を捨てることができます。またその人は愛だけが堕落した世界を変える唯一の道となることを知るようになり、神の愛の掟を守り従うことで真の自由を得ることになるのです。だから神の愛の掟は決して難しいものではなくなるのです。

今までもそうでしたが、これからのキリスト者の歩みには、厳しい霊的戦いが伴うでしょう。この戦いにどうすれば勝利できるでしょうか。私たちにはその力はありませんが、勝利の側につけば、その勝利にあずかることができます。それは主イエスの愛を受け、主イエスを信じる信仰によって勝利者なる神の側につくことです。主イエスへの愛と信仰によって生まれ変わったキリスト者は信仰によって神と一つとされる時に、主の勝利にあずかることになります。そうです。この世の真の勝利者は、神から生まれた者、すなわちキリストを信じ、愛の掟を守り実践していく者たちです。シャローム!



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