2024年1月24日水曜日

2024.1.7 牧師室便り

 ~ 生と死の狭間で ~

皆さん、先週一週間は、落ち着かない日々を過ごされたことでしょう。私は日本で生活した28年の中で、初めて経験する大地震の揺れに遭い、抑えられない恐怖に陥っていました。…地震の大きな揺れに驚きながら、台所のドアを開け、世界が激しく揺れるのを見て、このまま牧師館が倒れてしまうのではないか!と不安に包まれていました。… 

何もできず、ただ地震の流れに揺れ動くまま、口からは自分も知らず「主よ!助けてください!」と叫び声が漏れていました。…妻はちょうど牧師館の2階から降りてくる時だったので、階段で身動きできないまま固まってしまい、娘も初めて経験する揺れのゆえに泣き叫んでいました。…私はしばらく地震が落ち着くのを待って、教会の二階の牧師室や各部屋を確かめたのですが、高い所にあったものが散乱していて、地震の揺れの大きさを再三感じました。… その後、神の家族の皆さんに電話やラインで安否を尋ねたのですが、幸い特に怪我した方も、大きな被害を受けた方もいなかったので、神に感謝の祈りをささげ、ホッと胸をなでおろしました。…ところが、大地震の揺れと余震のせいなのか、この一週間、ずっと宙にういているような、足元が動いているような気がしていましたね。それほど、初めて経験した大地震の揺れによるショックが意識の中に残っていたことでしょう。神の家族の皆さんはいかがだったでしょうか。

 2024年の最初の日が大地震と共に始まったこともあり、これからの一年間いかに恐ろしい出来事が続くだろうか気になります。一昨年よりは昨年が、昨年よりは今年が様々な面で悪化していくような気がして、主イエスが言われた神の国が近づいていることを大切に心に留めながら、生と死の狭間で正しい歩みができるようにと祈ります。シャローム!



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