2024年1月24日水曜日

2023.12.31 牧師室便り

 ~ 感謝から感謝への歩みを ~

 2023年も52週間、主日礼拝を欠かすことなく執り行うことができました。一年間の歩みを守り、助け、導いてくださった父なる神に感謝を献げます。また、隣で足並みを揃えて共に信仰の歩みを続けてくださった神の家族の皆さんにも感謝を表します。

 今年は、コロナ収束に合わせ、教会の働きを一つずつ再開できた一年でもありました。チャペルコンサートも、ファミリーキャンプも、北陸交流会も、そして礼拝後の昼食も…。もちろん新しく始めたこともありましたね。

 未だに病院や学校、公共施設などはマスクをするところも残っていますが、一年前のような恐れと不安はほぼ消えているように見えます。

 しかし確かに言えることは、コロナが残した傷跡は至る所に残っているということでしょう。明日への不確実性や恐怖感、社会的孤立などの人間関係の面、デジタル化による働き方の変化などの仕事の面、失業や物価の高騰などの経済的な面などなど。特に、健康の面でも長期間に亘る疲れと後遺症などがありました。

小泉町教会の神の家族の中にも様々な傷跡を負い、信仰の道から遠ざかっている方々がいるのも事実でしょう。一度遠ざかると元の状態に戻ることが難しいことは今までの教会の歴史から何度も見てきました。それでも、皆さんの日々が聖霊様との交わりによって励まされつつ、神の家族の祈りが届けられることを期待しています。

「互いに重荷を担い合おう」という主題のもとで走り終えた2023年でしたが、牧師である私の方こそ皆さんの重荷を担い切れなかったような気がしてなりません。しかし、互いに重荷を担い合うことは限られた時間だけでなく、これからも続けて行うべき御心であります。思いを新たにして励んでいけますように…。シャローム!

 



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