~ 地球沸騰化の時代を迎えて ~
真夏日が続く中、私たちの耳に聞こえたのが「熱中症警戒アラート」という言葉です。連日35℃を超え、少し動くだけでもう汗でシャワーを浴びるような日々ですね。先週、夏の休暇で東京と長野に行って驚いたことは、今年の富山の暑さに“比べるものなし!”とも言えるような厳しい暑さでした。
先日、国連の事務総長は、今の世界に向けて「もう地球温暖化は終わり、地球沸騰化の時代が来た(Era of global boiling has arrived)」と言いましたね。その通り、世界が沸騰していることがテレビに映っています。砂漠で育つサボテンが枯れてしまったり、南極と北極の氷河や雪が溶けてしまい、日に日に小さくなってしまったり、世界各地で山火事や、熱中症による死亡者が急激に増えている現状。…いつまでこの厳しい暑さが続くでしょうか。
願わくは、神の子どもたちに一時も目を逸らすことのない神が、神の家族お一人おひとりを守り、恵みを賜りますように・・・。
世界の平和のために執り成すべき8月を過ごしている私たちです。昔であれば、“戦争を無くしていくことこそ平和だ!”ということで、銃など人を殺す武器による戦争というイメージが一般的でしたが、今は武器によって人を殺す戦争だけでなく、経済戦争、食糧戦争、水戦争、技術戦争、さらに気候変動が世界的紛争を起こすということが言われています。
このような時代だからこそ、主イエスが言われた「平和を実現する人々は、幸いである」(マタイ5:9)の御言葉の意味と御心についてより広く、より深く黙想し実践へと進むことが求められていることでしょう。
世界各地に住む神の子どもたちの平和を実現する働きが豊かな実を結ぶように祈りつつ、まず私たちから平和実現の一歩を踏み出しましょう。シャローム!
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