~ 若者は幻を見ている? ~
本日は正基兄が証しをします。一年半ぶりの富山で、親としても楽しみです。…生まれた時から牧師の息子として成長し、青年になった今も牧師の子どもという状況は変わっていません。ある面、小・中・高の時にはずっとそのことが重荷だったかもしれませんね。そういうことを考えると、親元を離れて過ごせた一年半という期間は正基兄にとっては自由と解放の時とも言えるでしょう。
親として感謝していることは、息子が神の御言葉を愛し、日々御言葉に真剣であるということです。教会生活を中心に、大学では日本のKGK(キリスト者学生会)に当たるIVF(韓国キリスト者学生会)というサークルで聖書を学びながらキリスト者としての霊的成長と将来へのビジョンを育んでいることは大きな恵みです。
これから正基兄がどのような道を進むかについては彼と神様との交わりの中で決められることだと思いますし、その前に、まず韓国の軍隊に入隊しなければならないので、親としてできることは、良き相談役として、また執り成しの祈りをもって支えることでしょう。
近頃の日本の若者もそうですが、韓国の若者も、厳しい現実と将来への不安のせいなのか、生きることへの楽しさや活気、また、希望を追い求めるような姿をなかなか見ることができないように感じます。聖書の御言葉には、「若者は幻を見、神の国のために用いられる」と記されていますが、現代の若者たちは背負っている重荷のゆえに幻どころか、小さな夢さえも描くことができないような状況ではないでしょうか。
世界の歴史を振り返ると、若者たちは常に世界を変える力となっていましたし、新しいことを起こす存在として現れていたことを思い起こします。
願わくは、すべてを新たにされる聖霊が若者たちの上に幻を与え、神の国の働き人として立ててくださいますように。そのために、小泉町教会に連なる若者たちも各自の場において幻を見て、神の働き人として手を挙げることができるように願っています。シャローム!
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