~ それでも種まきを止めない ~
今年の春からの不安定な天候が続いたため、食物や花の成長が遅く、蒔いた種がまったく芽を出さないという声をよく耳にしています。
それは小泉町教会においても同様で、毎年楽しみにしていたマリーゴールドが種を蒔いても芽が出ず、ようやく芽が出ても成長が遅いため、例年であれば、葉も茂り、次々と花を咲かせるはずですが、葉も貧弱で、花も辛うじて咲いているような現状です。
さらに、マリーゴールドはどんな地に植えても間違いなくよく成長し、虫に食われることを心配したこともありませんでした。ところが、何が原因か分かりませんが、ダンゴ虫をはじめとする虫たちにマリーゴールドの芽と葉っぱが食われることが何度もありました。「マリーゴールドは虫に強く、その香りを蚊や虫が嫌う」と言われていたのがウソのようでしたね。
しかし、低気温や虫からの攻撃にも負けず、繰り返しマリーゴールドの種を蒔き続ける自分がいます。4月末、最初に蒔いた種が全く芽を出さなかった後、5月に入ってもう一回、その後5月末にもう一回、そして6月に入ってからと、繰り返し種を蒔き続けました。…そしてようやく気温も高くなり、梅雨の雨の恵みのお陰でしょうか。新しく蒔いた種が芽を出し、以前辛うじて芽を出していたマリーゴールドの葉っぱは茂りはじめ、ポツポツではありますが花も咲き、成長も早くなってきています。
あきらめず種を蒔き続けることが出来たのは、昨年取っておいた種をたくさんもっていたからでした。もし余分の種をもっていなかったら、花屋さんから新しいマリーゴールドの苗を買うしかなかったでしょう。
神の家族の皆さんも、長い間家族や友人のために福音の種を蒔いてきたことでしょう。しかし、様々な事情のゆえに花を咲かせることが出来なかったかもしれません。それでも、種まきをあきらめることがありませんように…。いつ芽が出て花を咲かせるかは分かりませんが、成長させてくださる神を信じて、もう一度、二度、三度と、種まきにチャレンジし続けましょう。シャローム!
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