2023年5月21日日曜日

2023.5.21 牧師室便り

 ~ 今年の夏が怖い?! ~

先週の日本列島はラニーニャ現象によって突然の真夏日になりました。5月中旬なのに30℃を超えることになると今年の真夏にはどこまで気温が上昇するでしょうか。一瞬、暑さへの恐怖に包まれてしまう私でした。特に、突然の真夏日を説明するニュースを見ると、“ラニーニャ現象によるものだと言われていました。私たちが気温の関係でよく耳にする自然現象の言葉は”エルニーニョとラニーニャ“でしょう。

 気象庁のホームページを見ると、「エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。」と載っていました。

とりわけラニーニャ現象が発生した場合、日本付近では夏の気温が高くなり猛暑となる傾向があるそうです。

今現在、世界規模の異常気象がさらに激しくなっています。インドや南アジアの方はすでに40℃~50℃を超える猛暑が続き、スペイン、カナダ、タイなどは例年に比べ、極端に雨が少なくなり、自然発火による森林火災が後を絶ちません。その他、豪雨による洪水、低温による被害など、地球温暖化がもたらした厳しい変化に振り回されている現状です。それに加え、世界各地で起きている地震活動に心細くなっている近頃です。

それでは、どうすればいいでしょうか。ただ恐れと不安に包まれて生きるべきでしょうか。それでなければ、過去の快楽主義者たちのように“どうせ滅びるんだから快楽を極めようではないか!”と過ごすべきでしょうか。

 “マラナ・タ(主よ、来たりたまえ)”と唱えつつ、“キリエ・エレイソン(主よ、憐みたまえ)”と人々の救いのために執り成すべきでしょう。シャローム!




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