2023年4月24日月曜日

2023.4.23 本日の宣教(証し)

 『 ましてあなた方の天の父は  』 (マタイによる福音書 7章 9~11節)


今春、長男が就職しました。都会での新生活、1人暮らしを始める息子を見ながら父親という役割や責任について考えさせられています。以前お話しましたが彼が大学に進学する直前に私達夫婦が失業し大きく進路に影響を与えてしまいました。三人の子たちにとってはダメな父親という他有りません。何年か前に岳父から「お父さん(私)は息子をもっと叱らないと」と注意されたことが有りました。自分でもその自覚が有ります。子を叱るのも父親の責任です。箴言13:24に「鞭を控えるものは自分の子を憎む者。子を愛する人は熱心に諭しを与える」とあります。社会に出ると理不尽なことで叱られることも有ります。父親の叱責がそのような時の忍耐の訓練になるのかもしれません。ルカによる福音書の15章には放蕩息子の喩えがあります。父親は愛する息子の帰りを喜び祝います。この父親は神ご自身のご性質をよく表しています。「主は憐れみ深く、恵みに富み、忍耐強く、慈しみは大きい。永久に責めることなくとこしえに怒り続けらることはない。(詩編103:8~9)」「愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。(ヨハネの手紙第一4:8)」

人生において最も大切なことは主イエス・キリストに出会い神様の愛を受けとること、命を頂くことです。「人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっている(ヘブライ人への手紙9:27)」裁きの日に「知らなかった」などということがないように子を主のもとに連れてくること、礼拝を守らせることが親の最も大事な務めでありましょう。父親という役目を持たせてくれている子達の救いを願いつつ。全ての導きを主にお委ねします。主イエス・キリストの恵みが全ての人々にもたらされますように。

                               S.Y.兄


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