~ キリスト者の日常を恐れず取り戻そう ~
先日、東京のある教会で牧会している友人と久しぶりに電話で話し合う機会がありました。それぞれの安否を尋ねながら、コロナ下の教会の活動について話し合うことができました。興味深かったことは、彼が牧会している教会はコロナが流行った時から、多くの教会が非対面礼拝に変わる時も、対面礼拝を続け一度も休んだことがなかったということでした。その結果、コロナが原因で教会から遠のいた人がほとんどいない、という話をしていましたね。各教会の判断ではありますが、いろいろと考えさせられたひと時でした。
来る5月8日から新型コロナは、感染力や重篤性など危険性がより低いとされる5類感染症へと引き下げることが決まりましたね。これは季節性インフルエンザと同じレベルだそうです。ここ3年間、私たちを苦しめてきた新型コロナウイルスの脅威からやっと解放されることになるでしょうか。既に飲食店ではコロナはもう過ぎ去ったことのような盛況ぶりを見せていますし、生活においてのほとんどが正常に戻っているような現状です。
しかし、多くのキリスト教会は、まだまだ新型コロナの影響に抑えられているような気がしてなりません。わが教会では主の晩餐式を再開してしばらく経っていますが、数多くの教会では未だに再開できない状況にあると聞いています。
そして先週から昼食を再開しました。もちろん希望者に限って行われることになっていますが、主イエスがいつも食事の席で神の国の福音を語られたことを、大切に分かち合いつつ、経済危機の中、まともな食事ができない方々のための備えもかねて、できることから恐れず、新たな一歩を踏み出したいと願います。
世の人々が、日常生活の回復を素直に受け入れながら歩んでいるように、神の家族お一人お一人も、キリスト者としての日常である主日礼拝、祈祷会、愛餐、主にある交わりを恐れず進んでいきましょう。シャローム!
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