2022年10月25日火曜日

2022.10.16 牧師室便り

 ~ 生み出す教会 ~

 今週の20日の木曜日、南砺市礼拝が行われます。長い間、南砺市礼拝を支え導かれた神を賛美します。また、最初のパン工場の時から礼拝の場を提供し、本日まで礼拝を守り続けたS兄の信仰と働きを嬉しく思います。 

小泉町教会は今から62年前「富山伝道所」という名前で伝道を始めました。最初は岐阜教会が母教会となり、岐阜教会の藤田先生が毎週木曜日に富山に来られ、ある二階建ての楽器店の一室を借りて集会を開いたことが出発です。その後、一時的閉鎖という苦しい時もありましたが、10人の牧師と信徒たちの献身のゆえに今日に至っています。

初代教会から始まった、教会としての決して変わることがない究極の働きとは、言うまでもなく福音伝道であると言えましょう。そのために使徒パウロをはじめ、使徒たちは行く先々に教会を建て、各教会を通して神の国の福音を広げることができました。もちろん、最初からきちんと教会組織をし、一つ一つのステップを踏んで立派な教会へと成長したわけではありません。使徒言行録をはじめ、使徒たちの書簡を通して示されている教会はもちろんのこと、聖書に登場しないけれど、それぞれの地域には、聖霊の働きと助けを受けた人々によって、各地域の特色や置かれた状況に応じて様々な形のキリスト教会が生まれ、各教会がそれぞれに合った福音伝道の働きに励んできたことを私たちは知っています。

南砺市には小泉町教会のS兄とI姉が住んでいて、金沢教会の一人の姉妹が加わり、月一度の礼拝を献げています。特別な事情がない限り、コロナパンデミックの間の数回を除くと、休むことなく南砺市礼拝を続けてきました。 もちろんその中心にはS兄の福音伝道への熱意と献身があっての恵みでした。

10年ほど前から南砺市に「伝道所」を建てるというビジョンを共有してきました。しかし、ふり返ると、そのビジョンだけが独り歩きしてきたような気がします。生み出す教会となるためには、南砺市に住んでいる方々にお任せしておくだけで終わるのでなく、教会共同体の具体的な働きかけと励まし合う姿勢が必要となると思います。そのため、今週の南砺市礼拝から神の家族の協力を受け、伝道所へのビジョンを具体化していきたいと願います。願わくは、宗教改革の季節を迎え、生み出す教会としての新しい革袋を備える小泉町教会、また神の家族でありますように…。シャローム!


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