2022年9月28日水曜日

2022.9.11 牧師室便り

 ~ 元気を取り戻してください!~

「しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。船は失うが、皆さんのうちだれ一人として命を失う者はないのです。(使徒言行録27:22)」

 先週は大型台風が通りすぎましたね。大変強い風に見舞われていた富山でした。恐らく地球温暖化が原因でこれからは大型台風の発生も多くなってくるでしょう。常に心の備えをしておきましょう。そしてぜひ、人々のための悔い改めと執り成しの祈りを続けていきたいと願います。

 先週のリビングライフには信仰の父であるアブラハムの旅が記されていました。その中で、アブラハムはペリシテのアビメレクの好意を受ける中、彼らのために執り成していたアブラハムの祈りによって、アビメレクとその民らが神の祝福に与るとの物語がありました。最初、アブラハムを訪ねられカナンへの旅を命じられた神が、創世記12章にあるように、アブラハムに祝福の源としての召命を与えられたことを覚えています。神はアブラハムと交わした契約を忘れられることなく、確かに成し遂げてくださったのです。しかもアブラハムへの約束の言葉は、今の私たち小泉町教会にも同じく交わされていることでしょう。ぜひ、神の家族一人一人を通して、各自が置かれている家庭、会社、学校、町内などに祝福がもたらされますように…。「あなたを祝福する人をわたしは祝福し、あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る。(創世記12:3)」…これほど素晴らしい約束があるでしょうか。

 使徒パウロも、彼が乗っていたローマ行きの船が地中海の台風に遭い、破船してしまう絶望の時に、神からの約束の言葉をいただき、「元気を出しなさい」と恐れていた人々を励まし、祝福をもたらす人になったことを覚えています。願わくは、小泉町教会の神の家族も同じく祝福の人になりますように…。特に、近ごろの神の家族の中には、いろいろな理由で体の痛みと心の疲れを覚えている方が増えているような気がします。季節の変わり目ということもあって、夏の疲れが出ている方もいるでしょう。こういう時だからこそ、私たちは祝福の源、また執り成しの人として歩むことです。シャローム!


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