~ 太陽を昇らせ、雨を降らせる主 ~
「あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。(マタイによる福音書5章 45節)」
主の御手の守りと神の家族の執り成しのお陰で2週間の韓国での旅を終え、無事帰ってくることができました。すべての旅路が恵まれ祝福されました。感謝!…今回の旅において、様々な出来事がありましたが、その中でも不思議と思ったことは、一度も大雨に遭うことがなかったことでした。ちょうど私たちが帰国した頃の韓国の天候は日本と同じく、全国的に大雨の被害に覆われていました。しかし幸いなことに、わが家がある地域を訪ねた時は良い天気が続き、わが家がその地域から離れた後に大雨が降って大きな被害に襲われるようなことが繰り返されたわけです。それが2週間の旅を終える時まで続きました。重い荷物をもって移動せざるを得なかったわが家にとっては幸いでしたね。こういうことを世間では、“運が良かった”といい、その反対を“運が悪かった”というでしょう。またある人は、“やっぱり神は天気までも動かして閔師家族の旅を守られる!”というふうに思うこともあるでしょう。実際、天候が守られたことで感謝していたわが家でした…。
それでは、ここで一つの疑問が生じるわけです。それは、「大雨に覆われ災害に遭われた人々は運が悪く、神に愛されてない」ということになるでしょうか。被害地域に住んでいたキリスト者は愛されてないことになるでしょうか。…いいえ、決してそうではない。たまたま、わが家の旅が守られたわけであって、たとえ大雨に覆われることがあったとしても、その中で主の守りと助けをゆだねて旅を続けたことでしょう。主イエスは「天の父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせるお方」だと教えてくださいます。私たちの信じる神への信仰をご利益の観点で見るのでなく、全世界のすべての人を愛する神、すべての人を公平に裁かれ救おうとする神である聖書の観点から見るべきです。
人間の罪が蔓延り、戦争や自然災害に覆われる今だからこそ、公平なる神への信仰に生きることです。シャローム!
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