2022年8月2日火曜日

2022.7.17 牧師室便り

~ 状況に応じて大胆に ~

「わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。(Ⅱコリント4:8~10)」

楽しみにしていたファミリーキャンプがコロナの再流行によって中止になってしまいました。本当に残念でなりません。ちなみに、地域社会においても、中止にしていた諸行事が次々と再開の方向に動いていたのですが、突然のコロナの再流行によってそれぞれ再開を見合わせている状況です。これからもコロナが完全に終息することは難しいと言われているし、これからも、感染力は強く、致死率は低くなるコロナの変異株が次々と出現することが予想されています。恐らくインフルエンザや風邪のように、私たちもコロナの土着化を想定して対処していかなければならないと思います。

そのため、小泉町教会もその都度、聖霊の知恵と助けを求めつつ臨機応変に対応していかなければなりません。そこで何より大切なことは、神の家族のお一人お一人がコロナの変異株の出現や感染者数の増加の度に騒いだり、怯えたりするのでなく、今日まで守ってくださった神に信頼しつつ、今できることを一つ一つ淡々と行っていくことでしょう。とりわけコロナの土着化に伴い、コロナとの共存のための生き方を身に着けていくことです。風邪やインフルエンザのように、私たちの生活の一部分として定着しているものに対しては、落ち着いて対処してきたことを糧とし、各自が状況に応じて、何か怪しいことが起きたかのように騒ぐことなく、常に傍らで私たちを強めてくださる主イエスの力を受けて、大胆に歩むことです。

混沌としている世界、四方から苦しめられている私たちの状況ですが、主イエスの十字架の命をかけた愛と復活の希望の信仰に生きる証人としての思いを新たにしつつ、主に喜ばれる礼拝者の歩みを続けていきましょう。シャローム!


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