2021年12月11日土曜日

2021.12.5 牧師室便り

 ~世界祈祷週間を迎えて~

今年もアドベントと共に、日本バプテスト女性連合による世界祈祷週間を迎えました。とりわけ、コロナ下における厳しい状況の中、世界各地で伝道に励んでいる働き人を覚える時にしたいと思います。生涯を中国での福音伝道に励んだロティ・ムーン先生のことを思い起こしつつ、福音伝道の大切さを確かめる神の家族でありますように…。

インドネシアの野口日宇満宣教師・野口佳奈宣教師夫妻、カンボジアの嶋田和幸宣教師・嶋田薫宣教師夫妻、シンガポールの伊藤世里江師、ルワンダの佐々木和之師、プリ・キンダーガルテンスクールなど、世界に遣わされて各地の人々に仕えている皆さんのために執り成しつつ、喜んで大切な献金を献げましょう。

オミクロンというコロナの変異株が、再び猛威を振るっている状況の世界です。まだまだオミクロン株の感染力や危険度が定かになっていません。学者の中では、「感染力は強いけど症状は軽く済む」と言われているけれども、日本を始め、世界各国は厳しい感染防止対策を出している現状です。Withコロナが始まったこともあって、いよいよ終息かと期待していた人々は失望すると思いますが、もう一度気を引き締めながら、今回の流行を見守りたいと思います。

このような中で、もう一度確かめたいことがあります。私たちは、みんなが繋がっている地球村に住んでいるということです。だから、自分の国、自分の共同体だけがワクチン接種を終え、自分の国だけが食べ物で溢れるようになっていて、も解決にならないのです。世界のみんなにワクチンが行き渡り、飢える人を少なくするために働きかけていくことが求められています。そのために、世界のキリスト教会とキリスト者が、その運動の先頭に立つことを新たにしたいものです。

「受けるより与える方が幸いである」と言われたイエス様に従いつつ、アドベントを過ごしましょう。シャローム!


0 件のコメント:

コメントを投稿