~ 愛する者に眠りをくださる主 ~
神の家族の執り成しに支えられ、無事富山に戻ることができました。余命1年と言われていた母は、死の宣告から1年2ヶ月が経っており、主に召される日を待ち望みながら礼拝者としての日々を過ごしています。私は、母との最後の触れ合いになると思い、同じ部屋で寝泊まりしながら介護をすることになりました。毎日、母の人生への感謝を告げ、思い出を語り合うことは親子にとって何よりの慰めでした。そうする中で、最も辛かったのは、夜中に痛みのゆえに何度も起こされてしまう母の姿でした。母の呻き声が聞こえる度に私も一緒に起こされましたね。母の痛みと苦しみの程度を知らないわけですし代わって上げることもできなかったためただ神に祈り続けるしかありませんでした。「父なる神様、あなたは愛する者に眠りをお与えになるお方ですから、母がゆっくり眠れるように深い眠りを与えてください」と。
振り返ると、母には感謝の言葉しか語ることができません。教会に通えるようになったのも、賛美が好きになったのも、聖書を読む習慣が身についたのも、貧しさの中で幸せを味わえたのも、日本に来るようになったのも、…すべてが母を通して得られた恵みでした。感謝!感謝!
先週の水曜日、富山に戻ってからやったことのほとんどは寝不足で疲れている体のために時間が許される限り寝ることに専念することでした。そうすることでようやく体調を戻すことができました。それほど眠ることは創造者なる神が愛する者に与える素晴らしいプレゼントなのです。
愛する神の家族の皆さん、ぜひ眠りにつく時には「愛する者に眠りを与えてくださる」主に祈りましょうね。そして皆さんの周りの大切な人が、また病床の方々が、御手の中で平安な眠りにつけるように執り成しましょう。願わくは、すべての人がやがて地上における歩みを終えて眠りにつき、永遠の神の国で目覚める幸いをいただけるようにと伝道に励むことを心がけながら日々を過ごしましょう。シャローム!
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