2021年11月24日水曜日

2021.10.3 牧師室便り

 ~ 新しい出発を期待して ~

 長く続いていた緊急事態宣言とまん延防止措置が解除されたことで、私たちの生活にも新しい生活方式が求められると思います。その方式こそ、コロナとの共存(withコロナ)です。いつまでもコロナを恐れ引いてしまうのでなく、ワクチン接種が一定のレベルまで達する中、いよいよ社会的同意としてのコロナとの共存(withコロナ)を始める時が来たと思うからです。すでにアメリカやヨーロッパでは“with コロナ”を実施することでほとんどの生活が元に戻ったような状況です。しかし、あまりにも性急に実施したがために、多くの感染者とかなりの死亡者が出ているのも事実です。いつまでも今の厳しい制限を続けることはできない現状ではありますが、、私たちは本当に安心だと思える時までは徹底したマスク着用と一定の距離を置くなどの生活は続けるべきでしょう。

 小泉町教会も10月から礼拝堂での対面礼拝を再開することになりますが、それと同時に少しでも不安を抱く方や諸事情のある方のためのオンライン礼拝と、2部礼拝(シンプルな礼拝)を継続していきたいと思いますので、互いに“withコロナ“の中でそれぞれに相応しい生き方を大切に身に着けていく神の家族でありますように・・。

 今こそ「新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れなさい」という御言葉を実行すべき時ではないでしょうか。コロナパンデミックによって私たちの生活のすべてが変わってしまった中、コロナ以前に戻りたいという思いは、新しい出発をするための邪魔になるかもしれませんね。とりわけ、小泉町教会共同体と一人のキリスト者としての新しい革袋を備えるべきであると思います。ぜひ、信仰の目を開き、聖霊の知恵をいただく中で、みんなが力を合わせ、喜んで新しい革袋を作っていきましょうね。主が成されることは時に適って美しく実を結ぶことを期待しつつ。シャローム!

                              

0 件のコメント:

コメントを投稿