2021年9月9日木曜日

2021.7.18 小さな泉の恵み

 先週はメジャーリーグ野球の大谷翔平さんの歴史的な快挙にアメリカ・日本はおろか、世界中の多くの人々が感動に包まれました。解説者からは、新型コロナ禍の中でストレスを抱えている人々に勇気を与えたと讃えられています。彼の明るく爽やかな笑顔や野球を楽しんでいる仕草や仲間や対戦相手への気遣い、そして、何よりも何気なくゴミを拾う姿が人々の心を明るくしています。

大谷翔平さんは、ゴミを拾うことは運を拾うことだと花巻東高校1年生の時に立てた目標達成表(マンダラートという図)に書いていました。一流の選手になるためには、身体づくりや投手としてのコントロール、スピードなどの技術を上げること以外に「運」も大切だと考えたのです。運を引き付けるためには、あいさつ、ゴミ拾い、部屋そうじ、道具を大切に使う、審判さんへの態度、プラス思考、応援される人間になる、本を読むという8つのことを実践すると書かれています。マンダラートという発想法自体は、1986年に仏教の曼陀羅をヒントにデザイナーの今泉浩晃氏によって考案された人生設計を考える思考方法ですが、大谷さんが考え実践している「運をひきつける」ということは、神様は見ているということだと思います。マタイ25章31~45節「私の兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」今後も大谷翔平さんの活躍を祈りたいと思います。

                                    島田 茂


0 件のコメント:

コメントを投稿