~ 合同礼拝か、二部制礼拝か ~
今週もコロナと関連する話です。2週間前までは、何とか東京オリンピックを、観客を入れての大会にしようとする動きが強かったのですが、再び広がってしまったデルタ株の脅威によって、一昨日、東京では4回目の緊急事態宣言が発令されることになり、ほぼ無観客の大会になることが決まりました。しかも、熱海をはじめとする大雨による災害は日本の国民に大きな影を落としているような状況です。・・・オリンピックは無事に開催できるでしょうか。
そんな中、私たちの教会では、コロナ危機の間、一年半続けてきた二部制礼拝を合同礼拝にするかどうかについてアンケートをとりました。とりわけ富山の感染者数も落ち着きを見せ、礼拝における感染防止も整えられてきたため、出来れば、神の家族全員が集う合同礼拝を献げたいという要望を多くの方からいただいてきました。牧師としても、何とかして合同の礼拝へと踏み出したい思いが強いのは当然のことでした。そういうことで、6月の執事会では、教会員全員にアンケートをとって2/3の賛成があれば、合同礼拝へと進みましょう、という合意を得たわけです。その後、早速礼拝出席者全員にアンケートを取った結果、2/3以上の方々からの合同礼拝への賛成をいただきました。
民主主義社会においては、多数決ですべてが決まるわけですから、「はい、これで決まりました」とすればいいのですが、教会共同体では民主主義の原則ではなく、神の御心、神の国の原理が優先するのですから、一人のために、共同体が合わせる時も多々あります。牧師としては、常に御心が成ること、主の最善を見出せることを求め続けてきました。恐らく、今度の執事会で方針が決まるとは思いますが、その前に、牧師として祈りの中で示されたことを分かち合いたいと思います。実は、少数であってもコロナへの不安、ワクチン接種後という提案などが出されていて、そのご意見を無視することはできないと思っています。そのため、牧師とすれば、今までと同じ形の礼拝を二回執り行うのでないにしても、10時からはメインの礼拝として合同礼拝を求める方々全員に集っていただき、少しでも不安を覚えたり、その他の諸事情をもっていたりしている方々のために11時30分から普段より短めの礼拝を献げたらどうかという提案をしたいと思います。神の家族はどう思われますか。常に一人の魂を愛し耳を傾けてくださる主を見つめながら主の最善を期待しましょう。シャローム!
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