2021年9月9日木曜日

2021.6.20 牧師室便り

  ~ 讃美のいけにえをささげよう ~

「だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。」(ヘブライ13:15)

昨年、宣教60周年を記念して作られた小泉町教会の主題歌「小さな泉を与えられた主」は神の家族に大きな感動と喜びを与えてくれています。実は、コロナ時代に入ってYoutubeなどインタネット配信をするようになってからは著作権問題を避けつつ、週毎に礼拝賛美を選び、決めていくのが牧師にとって悩みの一つでした。この問題は、今後もずっと課題として置かれることになるでしょう。

そのような必要性もあり、また聖霊の導きと満たしを得るためにも、オリジナルの讃美歌を作ることは、これからの共同体にとってとても大切な課題となってきているのです。もちろん、最初から立派な曲が作られることを期待するのは無理でしょう。しかし、試行錯誤を重ね、また祈りの中で聖霊による感動をいただくことができれば、生きて働く讃美歌、みんなを感動のうちに一つにできる讃美歌を作れるようになるでしょう。そうして作られた讃美歌によって献げられる礼拝こそ、主に喜ばれる礼拝になるでしょう。そのことをよく知っていたのがヘブライ人への手紙の著者であったと思います。彼は、神が求められるいけにえこそ、主イエスを通して献げられる賛美のいけにえであると告白します。

特別に音楽の賜物をもっている人だけでなく、子どもでも、大人でも大丈夫です。私たちが数年前から礼拝の中で好んで歌っている「花も」という賛美は、北海道のある教会の子どもたちによって作られた賛美でした。本当に素晴らしいことですね。なるほど、聖霊は子どもたち、弱い人、無知な人を用いて命あふれる讃美歌を作られる。…神の家族の皆さん、いかがでしょうか。できれば、今年中に10曲ほどのオリジナルの讃美にチャレンジしてみませんか。シャローム!


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