~ ひび割れを補修する人 ~
「人々はあなたの古い廃虚を築き直し、あなたは代々の礎を据え直す。人はあなたを「城壁の破れを直す者」と呼び、「道を直して、人を再び住まわせる者」と呼ぶ。(イザヤ58:12)」
先週は礼拝堂と牧師館の外壁でひび割れが見えるところを補修しました。もちろん素人であったため、本格的な補修作業はできませんでしたが、自分でできることを行いました。これからも余裕がある時間を補修作業に用いることにしました。小泉町教会の礼拝堂が立っているところは、もともと沼地を埋め立てた地であると言われています。そのため、地盤が少し弱いかもしれませんね。今の礼拝堂が立てられてちょうど40年が経っています。築40年というと、地面や建物にいろいろとひび割れができたり、変形が生じたりすることがあってもおかしくは思わないでしょう。大切なことは、私たちでできるだけ礼拝堂を綺麗に管理しながら使っていくことだと思います。もちろん、突然の自然災害や建物の限界が来れば、建てなおすことにもなるでしょう。
同じく、キリスト者には、ひび割れが生じ、崩れかけている家庭と社会、国家、世界の正義と平和を立てなおす使命があることを覚えましょう。政治、教育、文化、人権など、各自が属している国と社会のために執り成しつつ、聖書に基づき、聖霊の力をいただいて変えていくことです。毎日、洪水のように流れるニュースに耳を傾けながら、心に示される課題をもって神の御前にひれ伏し祈ることです。
神の家族の家庭内にひび割れが起きているところはありませんか。また、私たち神の家族の群れの中にはひびが入っていませんか。願わくは、神の家族お一人お一人が行く先々で、廃墟を築き直し、礎を据え直し、城壁の破れを直し、道を直す者、互いに力を合わせ神の国を建て上げる群れとなりますように…。シャローム!
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