2021年9月9日木曜日

2021.5.30 牧師室便り

  ~ ワクチンが不安な方々へ ~

「しかし、わが名を畏れ敬うあなたたちには、義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある。あなたたちは牛舎の子牛のように、躍り出て跳び回る。(マラキ3:20)」

新型コロナウイルスのワクチン接種が徐々にではありますが、医療従事者と65歳以上の方々へ進められています。私の周りにもすでにワクチン接種が終わった方もいれば、接種の日が決まっている方々もいます。もちろん、50代の私までにはかなりの時間を要するとは思いますが、実際、近くまで来ているような気がしています。

ところが、中にはワクチンへの不安のため、接種を取り止めになる方や、なかなか決心がつかない方もおられることを知っています。もちろん、早急に作られたワクチンであるため、100%信頼を寄せることはできないでしょう。しかし、ワクチン接種をしないまま、コロナ感染の不安で長い時間苦しむよりはましであること、また、すでに世界中の10億人以上の人が接種を終え普段の生活に戻りつつあること、その他、ワクチン接種を終えた人とワクチン接種を拒否した人との間に出来てしまう葛藤や社会的差別の懸念などを考えると、人知を超えた平安を与えてくださる聖霊の助けを祈りつつ、ぜひワクチン接種を受けていただきたいと思います。

今現在もコロナのゆえに世界中でたくさんの人が死んでいます。「ひとりの命より大切なものはない」と聖書は教えます。自分の命を守るためだけでなく、隣人の命を守るためにもワクチン接種ほど力を発揮することはありません。もちろん、私たちにはすべてを治められる父なる神がおられますが、神はコロナを通して、また、ワクチンを通して語りかけておられることも覚えましょう。…50代の私の順番までには、まだまだ時間がかかると思いますが、なるべく早くワクチンを接種し、神の家族と手と手を合わせたい、病床の神の家族を訪問したい、また、韓国の私の母を抱きしめたいと願っています。神の御翼には癒す力があることを信じ、人知を超えた平安を周りの方々に示しましょう。シャローム!


0 件のコメント:

コメントを投稿