2021年5月3日月曜日

2021.4.25 牧師室便り

 

~ 定期総会を迎える神の家族へ ~

「人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えてくださる。(箴言169)」

今日は2021年度定期総会です。新型コロナウイルスパンデミックが始まった昨年度の定期総会は、日程を延期して、6月に恐る恐る少人数で行ったことを覚えています。そして、今年度は予定通りですが、依然として厳しいコロナ危機の中で執り行うことになります。教会員全員が集えることを望んでいますが、仕事や諸事情のため、また、コロナへの心配などの理由で、出席できない方々がいるでしょう。たとえ集えなくても、それぞれの場所で祈りによって繋がれることを信じて、時を過ごしていただきたいと思います。

総会の準備をしながら、何より戸惑いを覚えたのは、今年度のスケジュールが立たなくなっているということでした。毎年大切に行っていた“春のピクニック、夏のチャペルコンサート、ファミリーキャンプ、平和集会、北陸交流会、その他、…”一年間のコロナ危機を経験してきたけれども、再び拡散しているコロナウイルスの脅威の前に、日本や世界が動きを止めてしまっている現状です。さらに心苦しいのは、これからの日々が、予測不能で全く定まっていないため、計画を立てることができないということでしょう。

このような不確かさの中で、神の家族の皆さんに求められることこそ、まず、昨年度の一年間のすべての歩みを、守り祝福してくださった神を讃美することでしょう。昨年度も、全く見えない未知の道でしたが、ふり返ると、すべてが神の恵みの一年の旅であったと告白せざるを得ません。私たちにできることは、与えられた道を一歩一歩歩むことでした。そして、主イエスは、新たに2021年度という道を歩むようにと命じられ。しかし、私たちは恐れません。なぜならば、インマヌエルの主イエスが共に歩まれ、守られることを信じるからです。もちろん、いろんな面で昨年度とは違うでしょうし、私たちの心構えも新しくすべきでしょう。願わくは、神の家族お一人お一人が、日々の歩みの中で一歩一歩を備え導かれる主イエスの手をしっかりとつかみ、信仰の歩みを始められますように、また、小泉町教会の神の家族の日々の歩みが、生きた礼拝者として、主の喜びとなりますように…。シャローム!

 

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