~夕暮れ時に 光がある人に、人は感動する~
人は夕方6時を過ぎると寂しくなる生き物です。 昼間は、仕事をしていたり、用事で忙しくしていたり、みんなとお茶を飲みに行ったりしてワイワイガヤガヤ。一見華やいだ様子に思えますが、みんなと別れて一人になった途端寂しくなってしまう。 日本人にはこのようなタイプの人が多いように感じます。 太陽が沈み、多くの人がそこはかとないむなしさを感じる。そんな瞬間に心が充実している人はハッピーです。満ち足りた人生を送っているのでしょう。 どれだけ表面が輝いていても、ひとりになると無性に寂しくなるのは、本当の生き方、本当の役割が見つかっていないからでしょう。 どんな状況に置かれても、生き方がほほ笑ましく見える人がいます。夕暮れ時に光がある人に人は感動します。 生きていることのすばらしさを感じさせてくれるからでしょう。
樋野興夫著 |
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