2021年1月12日火曜日

2020.12.6 牧師室便り

 

~ 今こそ、世界祈祷週間を覚えよう ~          

「世界祈祷週間をロティ・ムーンの中国伝道を支えた米国南部バプテスト女性たちの起こしたロティ・ムーン・クリスマス献金の信仰を受けつぎ、1931年に、女性連合の源である婦人会同盟によって開始され、その後もバプテスト女性たちの中心的活動として継承されてきました。期間は11月の最後の日曜日から12月の最初の日曜日までとし、献金目標額と用途などは総会の決議によって定められます。女性連合はその推進母体であり、各女性会は教会・伝道所の働きの中で祈りと献金を推進し、女性連合が祈りと幻をもって取り組んでいる世界宣教の働きのためにささげます。同時に、日本バプテスト連盟の国内外における伝道活動のためにもささげます。」(女性連合ハンドブックより)

 毎年アドベントに入ると女性会による世界祈祷週間も同時に行われます。しかし、毎年紹介され記念されてはいるけれど、漠然としたイメージしか持たない方が多いのではないでしょうか。そういうことで本日の礼拝では、世界祈祷週間の産みの親であるロティ・ムーンの生涯を簡単に学ぶ時を持ちたいと思います。若い時に神から召命を受け、中国伝道に生涯を献げたロティ・ムーンの物語を通して幼い子どもからお年寄りまでの神の家族に語りかけられる御心に応答する時を過ごしましょう。

 アメリカの安定した生活を捨て、試練を覚悟しての中国伝道へ献身したロティ・ムーンの生涯こそ、天の御国の栄光を捨て、暗闇に覆われていた罪人たちを救うために最も低いところに降り、人間としてお生まれになった神の独り子イエス・キリストの姿に倣う者の姿でしょう。シャローム!

 

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