2021年1月12日火曜日

2020.12.20 牧師室便り

 ~ 大雪を通して思うこと ~

 先週は久しぶりの大雪が続きましたね。ここ2年間、まともな雪かきをしたことがなかったので、雪かきをする充実感と共に体全身に広がる筋肉痛で苦しんだ日々でした(^—^)。富山に来て14回目の冬を迎え、やっぱり北陸の冬は雪がないと何か寂しい気分になるのも正直な思いです。これから何度大雪に見舞われるか分かりませんが、感謝と共に楽しく雪かきを楽しみたいですね。

 とりわけ今年の冬に入ってずっと心がけているのが、「今年は絶対風邪をひかないぞ!」という決心です。なぜならば、風邪をひいてしまうことで、皆さんの感染源になりかねないようなことは牧師として避けなければならないからです。最悪の場合、風邪か、コロナか分からないために、礼拝自体ができなくなる可能性もあるからです。まだまだ、風邪とコロナの明確な区分がすぐできるわけではないため、何よりもまず、風邪をひかない!ということを心がけているわけです。

 ヨーロッパのベルギーのある介護施設で、クリスマスパーティーに参加しサンタクロースの役を演じた利用者の家族の一人の男性が、施設訪問後の検査で新型コロナウイルスに感染していることが判明し、数日後には、施設の75名の人がコロナに感染してしまったというニュースがありました。もちろんその人が感染源であったかどうかは断定できませんが、マスクもせず周りの方々と写真を撮ったりしていたそうです。施設の家族ということもあって、善かれと思って行なった事が最悪の混乱を招くことになってしまったのです。ちょっとした油断がもたらした悲しい出来事でした。

今年のクリスマスは例年とは違った形のクリスマス諸集会を行うことになります。いつものような親密な交わりができないため、少し心は寂しいかもしれませんが、互いの命を守り合うためにはマスク着用、小まめな手洗い、消毒など小さなことにも油断せず、守り合いましょうね。ここにこそ愛があるのです。神の家族の身と心が守られるように…。シャローム!

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