2020年11月29日日曜日

2020.11.22 牧師室便り

 ~ 互いに同じ思いを抱かせる主に感謝! ~          

 「教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。」 (エフェソ123

新型コロナウイルスによる影響で礼拝を二部制にしてからもう8ヶ月が経とうとしています。予想外に長引いてしまったコロナの影響でなかなか本来の礼拝に戻れなくなっていたため、近頃いろんな方から“そろそろ一部と二部の礼拝を一緒にしてもいいのではないか”という声がありました。一部と二部に分かれて礼拝しているため、交われなくなった方々の顔も見たいし、とりわけ二部礼拝に集う方々の数が少ないため、二つを合わせても防疫するのにそれほどの支障はないだろうという前向きな姿勢を表してくださったのです。   

皆さんの大切なご意見を伺った以上、神の家族全員に声をかけるべきであると思い、先週の礼拝出席者を対象にアンケートを取ることになったわけです。そしてアンケートの結果、2/3の方が、今のままの二部制で礼拝を執り行ってほしいとの意見を出してくださいました。お一人お一人のご意見を心から感謝します。中には一緒に礼拝してほしいと意見をもっていたけれど、コロナが猛烈なスピードで再拡大することによって諦めてしまわれた方もいるでしょう。

バプテスト教会のあり方の一つとして、「民主的な教会運営」という立場に立っています。ただし、今回のような人の命と安全にかかわるようなことやキリスト者の福音に触れるようなことを決める時には、ただ多数決で決めるようなことはふさわしくないと思っています。時には多数決より一人の人の意見が大切な時もあるはずです。常に私たちが大切に立つべきところこそ、「イエス様が望まれることなのか否か、聖書は何と語っているのか」ということでしょう。    

いずれにせよ、神の家族お一人お一人の大切なご意見が大事にされ、また話し合いと祈りの中で一致した教会の歩みを探し出すということは主イエスが望まれる素晴らしい教会の姿でしょう。いよいよクリスマスの季節がやってきます。もちろん、コロナとの共存の中で執り行う諸行事になると思います。そのため、例年のようにチラシを作って、周りの方々を誘うことをやめ、内輪だけのクリスマスになると思います。少し寂しくなるとは思いますが、お一人お一人の信仰を原点に戻し、神が人となり私たちのうちに宿られた感動を蘇らせる時としたいものです。ハレルヤ!

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