2020年11月29日日曜日

2020.10.4 本日の宣教

 聖霊を信じます (使徒2:1721、Ⅰコリント12:3)

  使徒信条は、「私は聖霊を信じます」という言葉から第三項を始めます。第一項では、天地の創造者、全能なる父なる神について、第二項では、見える神としての独り子イエス・キリストについて、そして第三項、キリストを証しする聖霊なる神についての信仰告白へと進んでいます。まさしく使徒信条は三位一体の神への信仰を教会と信徒たちが確かなものとして告白していた宝物でした。とりわけ本日からは第三項の聖霊なる神について分かち合うことになります。

キリスト教の信仰と神学における聖霊は極めて重要な意味を持っています。もしも聖霊が存在しないとすれば、キリストの救いの出来事は2,000年前に起こった過去の出来事で終わってしまったことになりますし、今現在における私たちの生活の中に起こり得る出来事のすべても、聖霊とは関係のない人間的な出来事になってしまうわけです。すなわち現代の私たちの信仰は、聖霊が今生きて働かれるという現在性をもっているわけですし、2000年前に初代教会に起こった出来事と、今日の私たちが経験する出来事が同じく生きて働く聖霊によって成し遂げられる信仰へとつながるのです。

「神は言われる。終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る。・・・主の名を呼び求める者は皆、救われる。」(使徒2:161721という預言の言葉は、今を生きる私たちにも当てはまる夢物語です。

終わりの時、聖霊はすべての人に注がれます、そして、聖霊に満たされることで、老人から若者に至るまで、すべての人が神の国の御業に励む「夢」を見ることになる、というのです。ペトロは聖霊に満たされ「夢」を見ていました。その夢とは、主イエスが教えておられた「地の果て、世界の隅々にまで福音が宣べ伝えられること、すべての人がキリストを信じて救われること、そういう壮大な「夢物語」をペトロはヨエル書の言葉を引用して告げているのです。その夢を見させたのが「聖霊の力、聖霊の働き」です。人の目に見える厳しい現実を越えて、聖霊の力によって神の御心を悟り、聖霊の助けによって私たちの教会は夢見る教会に変えられるのです。

私たちバプテスト教会の「教会の約束」の一部分、「教会は人によって成ったものではなく、神によって成ったものと信じます」という告白こそ、教会における聖霊なる神の主導的な働きを前提としていることを覚えましょう。使徒パウロは「聖霊によらなければ、わたしたちは誰もイエス・キリストは主であると告白することもできない(Ⅰコリント12:3)」と教えていることを通して、今私たちがイエス・キリストを救い主として信じ、バプテスマを受け、神の子どもとして生きるようになったすべての救いの業が、聖霊の働きであったということを告白せざるを得ません。そうです。聖霊によらなければ私も、あなたも、私たちの教会も存在しなかったことをしっかりと心に刻みつつ、今の時を過ごしていくべきです。

宣教60周年を迎えている小泉町キリスト教会はいかがでしょうか。聖霊による御業が現れているでしょうか。また、神の家族お一人お一人は聖霊からいただく賜物を生かす夢を見ているでしょうか。すべては聖霊なる神の恵み、聖霊なる神が導かれ完成してくださることを信じ、聖霊の臨在に生きる神の家族お一人お一人でありますように…。ハレルヤ!

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