2020年11月29日日曜日

2020.10.11 牧師室便り

 

~ 本物のクリスチャンですか ~          

 リビングライフのテキストのエレミヤ書を黙想する中で、目立っている人たちがにせ預言者です。口では神からのメッセージを人々に伝えているかのように言いますが、にせ預言者たちの言葉には神はいませんし、神の御言葉も見出すことができません。彼らはただ、自分たちのための言葉、人が聞きたがる甘い言葉を語るだけです。しかし、にせ預言者が活動していた当時のみならず、歴史の中に見るにせ預言者たちのもつ影響力は多大なものでした。コロナが世界を覆っている今の世界においても偽りが力を振るっていることに心を痛めます。にせ政治家、にせ企業家、にせ牧師、にせクリスチャン…、偽物で溢れている現状です。

聖書を通して主イエスがご自身を紹介される時、用いられたのが、「わたしは真の○○○です」という表現でした。“わたしは真の光です”、“わたしは真の牧者です”、“わたしは真の門です”などなど。まさににせものが溢れている世界の中で力強く響く「本物」なる主イエスの御声です。

神の家族の皆さん、私たちは「本物の牧師です」と、「本物のクリスチャンです」と言えるでしょうか。神は、エレミヤという本物の一人の預言者を選ばれ、御言葉を伝えられました。エレミヤに神ご自身の思いを伝え、神の痛みと涙を分かち合う存在として用いられました。周りは数えられないほどのにせ預言者で満ちていても、神はエレミヤを通してのみ、御心とご計画を明らかにされたのです。

 神が求めているのは“本物”。神に近づき、神の御心を分かち合う人、また神だけを信頼し従順に従う人、滅びていく民を愛し涙と思いやりをもって執り成す人、自分に損失が生じることを知っていながらも神の国を第一にし黙々と歩み続ける人、その人が“本物”です。“偽物”で溢れている社会の中で、一人の“本物”のクリスチャンの存在は希望の光ですし、神にとって慰めとなる人です。ぜひ、主の喜びと慰めになる本物のクリスチャン、本物の預言者になることを祈りつつ、与えられた日々を大切に歩んでいきましょう。シャローム!

 

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