2020年9月23日水曜日

2020.9.13 牧師室便り

 ~気を落とさず、絶えず祈ろう~

 「イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。」(ルカ181

世界中がコロナ疲れに沈んでいます。日本の国も例外ではなく、周りに目を向けると意欲を失い、疲れ切っている人々の姿が見えます。多くの人が、“コロナブル-(コロナ鬱)”と呼ばれている精神症状を経験していると言われています。周りとの断絶に伴う孤独、自分も知らないうちに無気力に陥り、明日への希望も失ってしまっている現実。

クリスチャンの中にも、持病のため礼拝に集うことさえできない方もいて、以前のような親しい交わりも、手をつないで祈る執り成しも、食卓を共にする楽しさももてなくなってしまいました。そのような中で、賛美したり祈ったりする気にならず、なかなか聖書の方に手が行かず、辛うじてつながっていた人々との関わりを避けたくなっているような現象を経験している方もいるでしょう。神の家族の皆さんはいかがでしょうか。・・・

未曾有のコロナ時代がいつまで続くか予測できない現実を前にして、私たちキリスト者も気を落としてしまいそうな状況が次々とやってきています。しかし、ぜひ覚えておきましょう。父なる神は私たちが気を落としてしまわないように絶えず祈りの道を備えてくださっていること、そして時に適って助け最善をプレゼントとして約束してくださるということを!…むしろ今こそ、私たちの周りのコロナブルーの厳しい状況に追い込まれている人々に助けの手を差し伸べ、  周りの疲れ果ててしまっている人々のために手を合わせ執り成す時であるということを確かめたいものです。シャローム!

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