「神はこの恵みをわたしたちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、
秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。」(エフェソ1:8~9)
3か月ぶりに牧師室便りを書いています。新型コロナウイルスによってやむを得ず、週報を臨時版にして発行していたため、牧師室便りは省略していました。振り返ると、生活のほとんどが変わってしまいましたね。まさしく、世界の歴史がコロナ以前(B.C.)と、コロナ以降(A.C.)に分けられるような気がする近頃です。
新型コロナウイルスの時代に突入してから、常に自分自身に言い聞かせていることがあります。“神よ、あなたの御心を教えてください。あなたが語ろうとする御言葉を正しく語らせてください。”ということがそれです。旧約の偽預言者たちがそうであったように、“神が守られるから大丈夫だ、平安だ”というメッセージでなく、また“早くこの試練を終わらせてください”とか、“新型コロナウイルスにかからないようにしてください”という、ご利益の祈りで終わらせてはならない。そうではなく、「神は何を語っておられるのか、新型コロナウイルスを通して神がなさろうとすることはなんであるか、キリスト者としてどう受け止め生きるべきなのか、それらを牧師としてどのように伝えるべきなのか・・・」などなど、敏感に神の啓示に耳を傾けようとしている日々です。“草むしりをするときも、花に水をやるときも、礼拝堂内外の掃除や修理をしながらも、また、買い物のために出かけるときも、…”神が語られる御声を聞き逃してしまうことがないようにしています。神の家族の皆さんも、ぜひ不安に陥り、恐れに捕らわれてしまうのでなく、主の臨在に触れながら主の御心を聞く訓練を心がけてください。シャローム!
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