2019年12月12日木曜日

2019.12.8 本日の宣教(執事宣教)


 『御救いをすべての民が知るために 』 ( 詩編6718)
 私は現在、地元南砺市の市議会議員が経営する農場「わかば農園」にお世話になっております。そこで主による様々な恵みを与えられています。日々の生活の中で思うことをお話します。ご承知のように農業は天候、天気に大きく依存し、影響を受けます。神様の恵みにより生かされております。特に田畑の快適さには神様の創造の業を褒め称えずにはいられません。夏の一番暑い時期でも爽やかな風に吹かれれば神様の御手の中、正に楽園にいるようです。自然に頭の中に讃美歌が聞こえて主のご臨在を覚えます。「天は主のもの、地は人への賜物(詩編115:16)」人にも恵まれ、社長や同僚だけではなく知り合う方々は皆優しい人ばかりです。主が彼らを愛し、救いを与えようと私をお遣わしになったのだと感じています。と言っても問題が無いわけでは有りません。現在の農業は科学肥料や農薬、除草剤無しには語れません。より自然に近い「奇跡のリンゴ」に代表される自然農法への移行はまだ先のことです。その道を阻む補助金にも少なからず思いが有ります。
 何よりも私の周りの方々は物質的に恵まれ、日々の生活に満足し神の救いに渇望を感じていません。皆様の周りの人々にも多く見られることではないでしょうか。主イエスの他に救いは有りません。『イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。(ヨハネ14:6)』災害や病により人の死に見聞きする度に福音伝道の緊急性を思わされています。愛する者や私自身がいつ終末を迎えるかわかりません。新しく知り合った方にはわたしがクリスチャンであることを早めにお伝えするようにしています。そうすると時々キリスト教について質問を受けることがあります。聞いている本人はそれほど考えていないかもしれませんが、私にとっては良い訓練です。10月の暗唱聖句「心の中でキリストを主とあがめなさい。あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。(第一ぺトロ3:15)」まだ福音を充分に伝えきれていませんが、惜しみ無く咎め立てしないで与えて下さる神様に知恵と導きを求めてまいります。


 昨年からわかば農園で干し柿の製造を始めました。地元の特産物の干し柿の伝承、維持の為です。そこで社長にその責任者になるように求められました。干し柿の製造はとても魅力的な仕事ではありますが、繁忙期がクリスマスに重なり信仰と教会生活に相容れないと考えお断りしました。私にとって仕事より信仰の方が重要です。主が共に居てくださるなら、どこでも生きられると気付かせてくれたのは、わかば農園です。主がわかば農園とそれに関わる全ての皆様を憐れみ救いへとお導きくださいますように。主の栄光が永遠にありますように。 
                                        S.S.兄
 

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