中村哲さんが天に帰られました。
アフガニスタンで現地の人々のために36年にわたり医療と井戸掘りを続けていたNGOペシャワール会の医師中村哲さんが12月4日に銃撃され運転手を含む5人の現地の方々と共に殺害されました。当初は、中村さんは負傷したということでしたが、首都カブールの病院に移送中に息を引き取りました。
中村さんは、九大医学部卒業後病院勤務を経て83年に日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)からパキスタンのペシャワールに派遣され、ハンセン病の患者の治療をされました。2000年にアフガニスタンで大規模な干ばつがあり、井戸を掘り農業用灌漑用水を各地につくり、これまで1600本という井戸と灌漑用水を現地人と一緒に作ったそうです。
中村さんは、九大医学部の時代に九大YMCAに所属していました。学生YMCAは、聖書研究を通してハンセン病療養所や炭鉱でのボランティア経験を積んでいきます。イエス様を主と仰ぎその弟子であろうとすること、それがYMCAのあり方であり、中村哲さんは、アフガニスタンという世界で最も危険な地域で活動を続けてこられました。とても残念で、悲しいです。中村さんの霊がイエス様に天に上げられ平安であること、ご遺族が慰められることをお祈りいたします。
S.S.兄
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2019年12月12日木曜日
2019.12.8 小さな泉の恵み
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