2019年12月12日木曜日

2019.11.24 牧師室便り


 ~ 主の再臨の日を待ち望みつつ ~

「兄弟たち、あなたがたに勧めます。怠けている者たちを戒めなさい。気落ちしている者たちを励ましなさい。弱い者たちを助けなさい。すべての人に対して忍耐強く接しなさい。だれも、悪をもって悪に報いることのないように気をつけなさい。お互いの間でも、すべての人に対しても、いつも善を行うよう努めなさい。(Ⅰテサロニケ51415)」

11月のリビングライフのテキストはヨハネの黙示録です。ヨハネの黙示録を黙想しつつ、主の再臨の日を生きるキリスト者としての生き方を新たにしているところです。古くからキリスト者たちへの問いかけの「もし主イエスが明日再び来られるならば、あなたは今日何をしますか。」にどう答えるかによって、私たちキリスト者の生き方と方向性が決まることをぜひ覚えましょう。

聖書は主イエスの再臨について確かな約束として記しており、世界はその日に向け刻々と進んでいることに気づく近頃です。とりわけ主の再臨が「盗人のように」やってくるという御言葉に対してキリスト者は常に目を覚まして備え、今日という日に最善を尽さなければなりません。マルティン・ルターが「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私は一本のリンゴの木を植える」と語ったように、焦ったり、怯えたりせず、毎日を主の再臨を待つように、常に最善を尽くすことです。また、その時と時期のことはすべて神の領域であることを認めつつ、いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝しながらキリスト者のアイデンティティーを失うことなく、聖霊に助けていただくことです。

とりわけ神の最高のプレゼントを受けたクリスマスの季節を迎え、神に愛された者として、すべての人に対して愛をもって接し、いつも善を行なうように努め、自分自身を隣人のプレゼントとするような日々を過ごしたいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿